国鉄チキ5200
Feb 1, 2021.
国鉄チキ5200はレール輸送用のフラットカーです。国鉄時代末期の1979年(昭和54年)から1981年(昭和56年)に掛けて、余剰になったコンテナ用貨車のコキ10000を短縮改造して、コキフ50000から召し上げた台車を履かせ、2輛1組にして25m級レールを輸送するための貨車に改造したものです。車体長は12800mmですから、、、42ftフラットカーと言うことになりますね。
バラスト散布用のホキ800と共に、珍しくもこの種の事業用車輛であり乍ら、普通の貨車並みの型式番号を持っています。分割民営化以降はJR四国以外の各社に引き継がれますが、その中でもJR東日本の取り分が一番多かったようです。
2車輛セットでなければ使い物になりませんが、必ずしも連番になる車輛を2輛セットにして連結しているのではないようです。所属略号は千マリとなっていますから幕張電車区のようですが、その一方で常備駅の表示もあって、こちらは越中島貨物駅となっています。恐らくは、東京レールセンターが越中島駅に隣接しているからでしょうか？。チキ5200に限っては、越中島貨物駅は幕張電車区の派出所のような関係になっているみたいです。
チキ5230
Feb 1, 2021.
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道チキ5230。2012年(平成24年)5月、JR内房線木更津(きさらづ：千葉県木更津市)駅にて撮影。
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道チキ5230。2021年(令和3年)月、JR大宮(おおみや：埼玉県さいたま市大宮区)駅にて撮影。奥に見えている車輛は、レール輸送列車の牽引機であるEF81です。
チキ5316
July 20, 2012.
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道チキ5316。2012年(平成24年)5月、JR内房線木更津(きさらづ：千葉県木更津市)駅にて撮影。
チキ5366
July 20, 2012.
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道チキ5366。2012年(平成24年)5月、JR内房線木更津(きさらづ：千葉県木更津市)駅にて撮影。
チキ5200同士の連結部。2021年(令和3年)1月、JR大宮(おおみや：埼玉県さいたま市大宮区)駅にて撮影。左がチキ5231、右がチキ5230。
チキ5200と機関車の連結部。2021年(令和3年)1月、JR大宮(おおみや：埼玉県さいたま市大宮区)駅にて撮影。左の貨車はチキ5231、右の機関車はEF81-81です。
チキ5231のレール固定装置です(レール積載時)。2012年(平成24年)5月、JR内房線木更津(きさらづ：千葉県木更津市)駅にて撮影。
チキ5231のレール固定装置です(空車回送時)。2021年(令和34年)1月、JR大宮(おおみや：埼玉県さいたま市大宮区)駅にて撮影。
これはなんと言えば良いのか、チキ5231のレールを載せる装置です。車輌中央部には「レールを載せて固定する装置」があり、車輛両端にはレールを載せるだけの装置があります。2021年(令和34年)1月、JR大宮(おおみや：埼玉県さいたま市大宮区)駅にて撮影。
チキ5366が履くTR223台車です。全くの偶然ですが、上の写真の高さは223ピクセルです。これ、本当に全くの偶然です。元来はコキフ5000が履いていた台車の筈です。
