E721系
July 1, 2013.
E721系は2007年(平成19年)から使用されている交流専用の車輛で、仙台地区の車輛更新と仙台空港へのアクセスを目的として製造された車輛です。3扉セミクロスシートと言う点では更新の標的は719系だと思われますが、決定的な相違点は直径の小さい車輪を使っている事で、客室の床面が低く乗降用扉周辺にステップがありません。
JR東日本E721系。2013年(平成25年)5月、JR東北本線黒磯(くろいそ：栃木県那須塩原市)駅にて撮影。
型式構成は当初はクモハE721とクハE720の2型式のみ、719系と同様に単純です。後に2016年(平成28年)になって仙台地区用の4連編成の1000番代車が追加され、この時に中間電動車のモハE721と中間付随車のサハE720が追加されます。この1000番代車を除けばそれぞれに仙台地区の東北線と仙山線で使用される0番代、仙台空港線用の500番代、仙台空港鉄道のSTA721系、青い森鉄道の青い森703系の4区分？があります。
東北本線走行時にクモハE721が青森方、クハE720が黒磯方に連結されます。仙山線に入る場合はクモハE721が山形方、クハE720が仙台方となります。4連編成の1000番代車はクハ＋モハ＋サハ＋クモハの順に連結されます。これって、4連で南武線で使用されていた73系(所謂ロクサン型)と同じ編成の組み方です。
クモハE721型0番代
July 1, 2013.
クモハE721型0番代車は東北本線走行時に青森方(下り方)に連結される制御電動車です。洗面所は無く、パンタグラフは連結面寄りにシングルアームのものを1基装備しています。運転台正面には貫通ホロも装備されています。
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道クモハE721-5他。2018年(平成30年)6月、JR仙山線山形(やまがた：山形県山形市)駅にて撮影。
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道クモハE721-27。2008年(平成20年)8月、JR仙山線羽前千歳(うぜんちとせ：山形県山形市)駅にて撮影。
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道クモハE721-32。2013年(平成25年)5月、JR東北本線黒磯(くろいそ：栃木県那須塩原市)駅にて撮影。この写真は黒磯駅構内が交直切換式だった時期に撮影したもので、現在は黒磯駅全体が直流化されているので入線することは出来なくなりました。と言うか、仙台方からやって来た電車が黒磯駅の一駅手前で折り返すような運用にする訳には行かないので、この写真の電車と同じ用途にはE531系やキハ100系が使用されています。
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道クモハE721-42。2015年(平成27年)12月、JR東北本線黒磯(くろいそ：栃木県那須塩原市)駅にて撮影。
クハE720型0番代
July 1, 2013.
クハE720型0番代車は東北本線走行時に黒磯方(上り方)に連結される制御付随車です。洗面所は、、、以下の写真では判然としませんが、連結面寄りに設置されています。この型式は運転台正面に貫通ホロを有しません。
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道JR東日本クハE720-6。2008年(平成20年)8月、JR仙山線羽前千歳(うぜんちとせ：山形県山形市)駅にて撮影。
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道クハE720-31。2013年(平成25年)5月、JR東北本線黒磯(くろいそ：栃木県那須塩原市)駅にて撮影。
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道クハE720-35。2013年(平成25年)5月、JR東北本線黒磯(くろいそ：栃木県那須塩原市)駅にて撮影。
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道クハE720-41。2013年(平成25年)5月、JR東北本線黒磯(くろいそ：栃木県那須塩原市)駅付近にて撮影。
上の写真の車輛は東日本旅客鉄道クハE720-42。2015年(平成27年)12月、JR東北本線黒磯(くろいそ：栃木県那須塩原市)駅付近にて撮影。
E721系のクモハE721が履くDT72台車の写真です。2013年(平成25年)5月、JR東北本線黒磯(くろいそ：栃木県那須塩原市)駅にて撮影。
E721系の連結器周辺の写真です(写真の車輛はクハE720)。2013年(平成25年)5月、JR東北本線黒磯(くろいそ：栃木県那須塩原市)駅にて撮影。
E721系の運転台周辺の写真です(写真の車輛はクモハE721)。2013年(平成25年)5月、JR仙山線山形(やまがた：山形県山形市)駅にて撮影。
E721系の車内の写真です(写真の車輛はクモハE721)。2013年(平成25年)5月、JR仙山線山形(やまがた：山形県山形市)駅にて撮影。
E721系の連結面周辺の写真です(写真の車輛はクモハE721)。2013年(平成25年)5月、JR仙山線山形(やまがた：山形県山形市)駅にて撮影。