秩父鉄道ワフ40
Jan 1, 2003.
秩父鉄道ワフ40は1932年(昭和7年)日本車輛製の有蓋緩急車です。下の写真は1984年(昭和59年)に行田市駅(ぎょうだし)にて撮影したものですが、自重9tと言う標記はあるものの、荷重の標記は塗り潰してありました。この時点では単なる車掌車として使用されていたのかも。1段リンクなので、国鉄線への乗り入れは当然不可です。
上の写真の車輛は秩父鉄道ワフ40型ワフ42。1984年(昭和59年)、秩父鉄道行田市(ぎょうだし：埼玉県行田市)駅にて撮影。右隣に連結されているのはヨ10型の内の、どれかの車輛だと思われます。ヨ14の可能性が濃厚です。
写真が少々潰れ気味なので文章で補足しておきますが、妻面中央に2段窓が1つだけあり、側板2セット分が車掌室になっているようで側窓も2段窓、乗務員室扉のみが1段窓です。乗務員室扉と貨物室扉は鐵板製なのか鐵板張り、それ以外は普通に羽目板横向き張りです。車輛の雰囲気としては小湊鉄道のワフ1と良く似ています。
