名古屋鉄道100系・名古屋鉄道200系
Nov 1, 2013.
名古屋鉄道100系は豊田線・名古屋市営地下鉄鶴舞線の相互直通運転用として1978年(昭和53年)から製造された系列で、名鉄としては初の20m車で当初は4M全電動車の編成です。1991年(平成3年)になり、将来の鶴舞線・犬山線の相互直通に備え100系200番台車が製造されます。1993年(平成5年)に鶴舞線と犬山線が相互乗り入れするようになると増結車として中間にM+Tを追加して、現状では5M1Tの6連で使用されています。
更に、1994年(平成6年)に増備車として3M3Tの6連が製造され、200系と命名されます。この200系は100系200番台車の続き番号になっていますから、平衡感覚を崩されたような、ちょっと奇妙な感覚に襲われます。
100系の最初の5編成は抵抗制御、100系最後の編成(車番末尾が6になる編成)と100系200番台車はチョッパ制御、200系と100系・100系200番台車の6連化に際して製造された車輛はVVVF制御車です。また、100系の初期の車輛がVVVF化改造され始めていますが、この編成は付随車と電動車の位置関係が200系と同じになっています。
モ110・ク110｜
モ120｜
モ130・サ130
モ140｜
サ150｜
モ160
モ110
Nov 1, 2013.
名古屋鉄道モ110型は豊田市向きのクモハ相当の車輛でM1車です。パンタグラフはありません。特別整備に伴いVVVF制御化改造された編成では、ク110となります。
モ120
Nov 1, 2013.
名古屋鉄道モ120型は豊田市方から2輛目に連結される中間電動車でM2車です。パンタグラフは豊田市方に1基有します。
モ130
Nov 1, 2013.
名古屋鉄道モ130型は犬山方から2輛目に連結される中間電動車でM1車です。パンタグラフはありません。特別整備に伴いVVVF制御化改造された編成では、サ130となります。
上の写真の車輛は名古屋鉄道モ133。2010年(平成22年)1月、名鉄犬山検車区(愛知県犬山市)にて撮影。
上の写真の車輛は名古屋鉄道モ135。2010年(平成22年)1月、名鉄犬山検車区(愛知県犬山市)にて撮影。
モ140
Nov 1, 2013.
名古屋鉄道モ140型は犬山向きのクモハ相当の車輛でM2車です。豊田市方にパンタグラフを1基有します。
上の写真の車輛は名古屋鉄道モ143。2010年(平成22年)1月、名鉄犬山検車区(愛知県犬山市)にて撮影。
サ150
Nov 1, 2013.
名古屋鉄道サ150型は豊田市方から3輛目に連結されるサハです。この型式は6連化の際にモ160と共に発生した型式です。100系のデビュー時には連結されていなかった、いわゆる増結組です。
上の写真の車輛は名古屋鉄道サ153。2010年(平成22年)1月、名鉄犬山検車区(愛知県犬山市)にて撮影。
モ160
Nov 1, 2013.
名古屋鉄道モ160型は犬山方から3輛目に連結されるモハで、M単車です。この型式は6連化の際に前述のサ150と共に発生した型式で、豊田市方にパンタグラフを1基有します。100系のデビュー時には連結されていなかった、いわゆる増結組です。
上の写真の車輛は名古屋鉄道モ163。2010年(平成22年)1月、名鉄犬山検車区(愛知県犬山市)にて撮影。
上の写真の車輛は名古屋鉄道モ165。2010年(平成22年)1月、名鉄犬山検車区(愛知県犬山市)にて撮影。
100系初期の車輛が履いているFS398A台車です。いわゆる、ミンデンドイツ型台車ですね。2010年(平成22年)1月、名鉄犬山検車区(愛知県犬山市)にて撮影。
こちらはモ160型が履いているSS165D台車です。2010年(平成22年)1月、名鉄犬山検車区(愛知県犬山市)にて撮影。