フライシュマン(Fleischmann)製線路写真集
Jan 1, 2018.
目次
- フライシュマン(Fleischmann)製線路について
- NEW!!フライシュマン製線路一覧表
- 6101:200mm直線
- 6112:100mmアンカプラー(解放ランプ)付き直線
- 6120:R356.5曲線/6125:R420曲線
- 6140:左分岐ターンアウト/6141:右分岐ターンアウト
- 6160:30度クロス
- 6165:18度クロスのダブルスリップ200mm長
- フライシュマン製線路の各部
フライシュマン製「プロフィトラック」の、道床底面からレール上面までの厚みは5.6mmです。道床底面の幅は、約32mmです。
The height from the bottom of the sleepers to the rail head of the FLEISCHMANN's HO gauge track is about 5.6mm. Since the rails are made of code 100(#100), the width of the roadbed is roughly about 32mm.
從軌枕底部到FLEISCHMANN的HO軌距軌道(16.5mm軌距)的軌道頭的高度約為5.6mm。由於導軌由代碼100(#100)、因此線路土台的寬度約為32mm。
フライシュマン(Fleischamann)製線路について
Apr 1, 2020.
フライシュマン(Fleischamann)の社名は「FLEISCHMANN」と書いて「フライ“シュ”マン」と読みます。「フライ“シ”マン」と言う読み方で広告を出稿していた模型屋さんが以前にありましたが、間違い(の筈)です。この件は数年間ドイツ国内に滞在してドイツ語会話が普通に出来る人(=元上司)に教わりましたので、私の表記の仕方で間違いはないと思います。スラブ系の言語にありがちなキリル文字の「щ」と言う文字と同じ音価と考えて良いのだと思います。Шостакович(Shostakovich,:ショスタコーヴィチ)と言う作曲家のスペル冒頭の「ショ」の部分と同じ音価だったと記憶しています。ドイツの模型メーカーにBUSCH(ブッシュ)と言うメーカーがありますが、このメーカーの「SCH」の部分とも同じ音価です。序でに書くと、シューベルト、シューマンと言った作曲家の名字冒頭の「シュ」の部分のスペルは全て「Sch」ですから、ショスタコーヴィチやフライシュマンのソレと同じ音価になります。
フライシュマン(Fleischamann)と言うのが創業オーナーの家名で、この音だけ聞くとどう考えてもドイツ系ですがファーストネームは「ジャン」と言う名前で、こちらはどう考えてもフランス系です。独仏国境周辺には時期によってドイツ領になったりフランス領になったりしているアルザス=ロレーヌ/エルザス=ロートリンゲンのような地域がありますから、そのような経緯の中でドイツ国内に渡ってきたフランス系の人なのかも知れません。この辺りは私の勝手な想像に過ぎないので、眉にたっぷり唾でも付けてお読みください。
失礼乍ら頑迷なメルクリン愛好者(≒ドイツ贔屓の人)に向かって迂闊に「アルザス=ロレーヌ」と口走ると露骨に不愉快そうな表情をする場合があるので要注意です。反面、フランス贔屓の人は周囲に対して常に上から目線なので迂闊に「エルザス=ロートリンゲン」とやっても憐れむような嫌味な表情をするだけなので喧嘩に至ることはありません。この辺りの国民性の違いが、実際に鍵十字の旗を掲げて他国を侵略しに行って最終的に負けるドイツと、首都まで占領されても最終的には亡命政府を作って勝たせて貰える狡猾なフランスの国民性の違いに繋がるんだと思います。
こんな事ばかりを書いているからメルクリン信者も、おフランス贔屓も、両方敵に回してしまうんですね、私は。

フライシュマン(Fleischamann)のカタログ各種。
フライシュマン(Fleischamann)自体は元々はブリキ玩具を製造していた純粋おもちゃ屋さんで創業は1887年(明治20年)です。鉄道模型参入は1930年代ですから、時期はトリックス、ウォルサーズ、ラウンドハウス(モデル・ダイ・キャスティング)などと同期生です。最古級の長い歴史を持つ模型メーカーと言ってよろしいでしょう。ご他聞に漏れず当初はOゲージですが、やがてHOゲージに参入し、現在ではピッコロと言う愛称のあるNゲージとHOゲージの二種類の模型を販売しており、線路自体もNゲージ用とHOゲージ用の二種があります。更に時代が進むとROCO(ロコ)と共通の持ち株会社の傘下に入り、ROCOはHOゲージ専業・フライシュマン(Fleischamann)はNゲージ専業と奇妙な分業化がされてしまうので、個人的には面白くありません。
フライシュマン(Fleischamann)は一時的に「マジックトレイン」と言う愛称を持つOeゲージ(≒On30ゲージ)の鉄道模型も販売していましたが、これは1/43.5の縮尺の車輛をHOゲージの線路で走らせるもので線路自体はHOゲージ用をそのまま使っていましたから、線路製品の種類はあくまでも二系列です。要するに9mmゲージと16.5mmゲージの二種ですが、なんと言っても注目に値するのは道床付きの「プロフィトラック(PROFI GLEIS)」と呼ばれるものです。フライシュマン(Fleischamann)からはプロフィトラックではない道床無しの単なるセクショナルトラックも製品化されていて、こちらは「モデルトラック」と言う名前で販売されています。しかし、プロフィトラックの方が十分に優秀な製品なので、敢えてモデルトラックの方を買い求める理由はないように思います。
以下にお目に掛けるフライシュマン(Fleischamann)の線路はHOゲージ≒16.5mmゲージのプロフィトラックのものばかりです。標準軌間のHOゲージの道床付き線路に関しては、個人的にはプロフィトラック以外のものは買う気がありませんし、KATOのユニトラックが逆立ちしても勝てるような相手ではありません。なんと言ってもフライシュマン(Fleischamann)の線路の最大の長所は堅牢感が高いと言うか、ムクの分厚いプラスチック板のような代物で踏んでも壊れませんが、KATOのユニトラックは踏み掛かった程度でも木っ端微塵です。KATOは高い技術力があるにも拘らず「カトーデジタル」のように、ゴミ以下の品物をしばしば売り出すのは自虐趣味の現れなんでしょうか?。
此処までフライシュマン(Fleischamann)製品を激賞し乍らもPECO製線路を持っているのは何故かと問われれば、それはあくまでもシノハラ製のフレキシブルレールをベニヤ板製道床に固定した線路を60年近く前に親父が手作りしてくれたモノで鉄道模型の世界に入門したので「子供の頃の名残を引き摺っているから」とお答えしておきます。
道床付きのフライシュマン製プロフィトラックのレールの材質はニッケル・シルバー製らしく、色合いはPECO製の線路と良く似ています。レールの色味の点だけで言えば、学研時代に輸入販売されていたトリックスのNゲージ用線路とは対極にあると言えます。同じフライシュマン製の線路でも道床無しのプラスチック製枕木を使って道床の無いモデルトラックと称する品物がありますが、こちらはカタログの写真を見る限りは恐らくは真鍮製だと思います。この点もプロフィトラックの優位な点ですが、色合いが実物のレールに似ているのと同様に集電不良も起こしにくい材質のように思います。恐らくは、レール表面に出来る酸化被膜の関係で集電に悪影響を及ぼしにくいからなんでしょう。
フライシュマン(Fleischamann)製品の輸入代理店的業務はモデルバーンさんがなさっていたようですが、輸入なさっていたのは道床付きのプロフィトラックばかりのようでした。実際にモデルバーンさんの店頭のレイアウトに使われているのもプロフィトラックの方だけだったようで、確か横浜店の店頭レイアウトに使われている線路を見てプロフィトラックの導入を決意したような記憶があります。プロフィトラックもモデルトラックも品揃えはかなり豊富で、両者併せても製品設定が無いのはシングルスリップ程度だと思います。

フライシュマン(Fleischamann)製の線路のジョイント部、左側握手形状にレールジョイナーが取り付けてあります。このジョイナーは、軽くレールにカシメ止めされています。恐らくラジオペンチとかで掴んで引っ張れば、、、まぁなんとか手作業でも取り外せる程度です。

フライシュマン(Fleischamann)製の線路のジョイント部の裏面です。些かレールジョイナーが大振りに思えますが、少々下膨れ形状になるようにレールジョイナーをプレス成型してあるからです。それと同時に、道床の下側から、このレールジョイナー株にぴったりはまるような形状に加工した金具付きのフィーダー線を取り付けるようにしてあるからです。この辺り、かなり堅牢で良い感じです。
フライシュマン製線路一覧表
July 1, 2026.
以下にフライシュマン(Fleischamann)製の線路類の一覧をお目に掛けますが、このメーカーの線路には複数の系列があります。このコンテンツでお目に掛けるのは「16.5mmゲージ(HOゲージ用)で道床付き」のプロフィトラックのみです。品番としては6100番代の品物、となります。多分、このプロフィトラックが日本に輸入された(されている)製品の大多数ではないかと思います。
- 6000番代→HOゲージ用モデルトラック・道床無し
- 6100番代→HOゲージ用プロフィトラック・道床あり
- 9000番代→Nゲージ用プロフィトラック・道床あり
- 3000番代→ラリーモンテカルロ用線路
「ラリーモンテカルロ用線路」と言うのは、所謂「レーシングカー」用の線路です。鉄道模型とは無関係ですが、カタログには毎回掲載されているので止む無く?不本意乍らフライシュマンに付き合う事にして記載しておきます。
品番を大きな文字で記載してある品物は、当該製品に関して説明を記述した個所へのリンクが張ってあります。
| 種別 | 品番 | 長さ・半径 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 直線類 | 6101 | 200mm | 基本となる直線 |
| 直線類 | 6102 | 105mm | 端数直線 |
| 直線類 | 6103 | 100mm | 端数直線 |
| 直線類 | 6106 | 800mm | フレキシブルレール |
| 直線類 | 6110 | 100mm | 長さ調整レール、 80mm~120mm |
| 直線類 | 6112 | 100mm | 解放ランプ付きレール 電動・標識付き |
| 直線類 | 6113 | 100mm | 解放ランプ付きレール 電動・標識無し |
| 直線類 | 6114 | 100mm | 解放ランプ付きレール 手動 |
| 直線類 | 6116 | 105mm | 車止め付きレール |
| その他 | 6117 | 車止め | |
| 曲線類 | 6120 | 355.5mm | R1曲線10本組(36度) |
| 曲線類 | 6122 | 355.5mm | R1曲線20本組(18度) |
| 曲線類 | 6125 | 420mm | R2曲線10本組(36度) |
| 曲線類 | 6127 | 420mm | R2曲線20本組(18度) |
| 曲線類 | 6138 | 647mm | 20本組(18度) |
| 曲線類 | 6139 | 788mm | 48本組(7.5度) |
| 転轍機類 | 6140 | 200mm | ターンアウトの二個セット 手動 |
| 転轍機類 | 6141 | 200mm | ターンアウトの二個セット 電動 |
| 転轍機類 | 6142 | カーブポイントの二個セット 手動 | |
| 転轍機類 | 6143 | カーブポイントの二個セット 電動 | |
| その他 | 6150 | 手動ターンテーブル | |
| 直線類 | 6151 | ターンテーブル周囲に取り付ける末端部の線路(4本セット) | |
| その他 | 6152 | 電動ターンテーブル | |
| 転轍機類 | 6157 | 200mm | 三枝分岐(複分岐)ポイント 手動 |
| 転轍機類 | 6158 | 200mm | 三枝分岐(複分岐)ポイント 電動 |
| 転轍機類 | 6160 | 105mm | 平面交差 交差角度36度 |
| 転轍機類 | 6162 | 200mm 210mm |
平面交差 交差角度18度・左襷掛け |
| 転轍機類 | 6163 | 200mm 210mm |
平面交差 交差角度18度・右襷掛け |
| 転轍機類 | 6164 | 200mm 210mm |
ダブルスリップ 手動・交差角度18度・左襷掛け |
| 転轍機類 | 6165 | 200mm 210mm |
ダブルスリップ 手動・交差角度18度・右襷掛け |
| 転轍機類 | 6166 | 200mm 210mm |
ダブルスリップ 電動・交差角度18度・左襷掛け |
| 転轍機類 | 6167 | 200mm 210mm |
ダブルスリップ 電動・交差角度18度・右襷掛け |
| 転轍機類 | 6170 | 420mm | ターンアウト単体 手動・左分岐 |
| 転轍機類 | 6171 | 420mm | ターンアウト単体 手動・右分岐 |
| 転轍機類 | 6172 | 420mm | ターンアウト単体 電動・左分岐 |
| 転轍機類 | 6173 | 420mm | ターンアウト単体 電動・右分岐 |
| 転轍機類 | 6174 | 355.5mm 420mm |
カーブポイント単体 手動・左分岐 |
| 転轍機類 | 6175 | 355.5mm 420mm |
カーブポイント単体 手動・右分岐 |
| 転轍機類 | 6176 | 355.5mm 420mm |
カーブポイント単体 電動・左分岐 |
| 転轍機類 | 6177 | 355.5mm 420mm |
カーブポイント単体 電動・右分岐 |
| 直線類 | 6199 | 100mm | リバース用絶縁レール二本セット |
| その他 | 6410 | 道床固定用木ネジ | |
| その他 | 6412 | 200mm | ラックレール |
| その他 | 6430 | フィーダークリップ(ジョイナー裏側から嵌める給電用具・レール二本用) | |
| その他 | 6431 | フィーダークリップ(ジョイナー裏側から嵌める給電用具・レール一本用) | |
| その他 | 6433 | 絶縁ジョイナー | |
| その他 | 6434 | 金属製ジョイナー | |
| その他 | 6436 | 金属製ジョイナー(モデルトラックとの接続用) | |
| その他 | 6441 | 電動ポイントマシン(左用) | |
| その他 | 6442 | 電動ポイントマシン(右用) | |
| その他 | 6444 | 解放ランプ付きレール「6114」を電動化するためのリレー? | |
| その他 | 6479 | バラスト(製品の道床と同じ色に調色) |
フライシュマン(Fleischamann)製の16番ゲージ用と言うか、HOゲージ用、16.5mmゲージ用の線路には道床付きのプロフィトラックと、道床無しのモデルトラックがありますが、商品展開や外観などを考えるとモデルトラックを相手にしても意味が無いと思うので、道床付きのプロフィトラックの話に限定します。上の一覧表に記載した品物は道床付きのプロフィトラックのみで原則として半径固定、長さ固定のセクショナルトラックです。例外的にゴム製道床のフレキシブルレールがありますが、これは長さ800mmの品物が一種類発売されているのみです。
線路の種類は非常に豊富で、同じセクショナルトラックではあってもPECOのSETRACK(セットラック)と比べると圧倒的に種類が多いです。これはなんと言うか、PECOはセクショナルトラック以外の製品も販売しているのに対し、フライシュマン(Fleischamann)はセクショナルトラックしか売っていないという、商品展開の違いによるものなんでしょう。PECOとフライシュマン(Fleischamann)が結託すれば世界征服も夢ではありません(ウソ)。

フライシュマン(Fleischamann)のカタログ(抜粋)。
フライシュマン製「プロフィトラック」の、道床底面からレール上面までの厚みは5.6mmです。道床底面の幅は、約32mmです。
6101:200mm直線
Jan 1, 2024.

フライシュマン(Fleischamann)製の単純な200mm長の直線です。フライシュマンのHOゲージ(16.5mmゲージ)の線路としては、この寸法が基本となります。この写真では判然としませんが、枕木に三箇所穴が開き掛けてあって、線路を路盤なり道床なりに釘で固定することも可能です。穴の開き方は上から一か所・裏側から二か所で、この200mm直線に限らず他の線路類も同様です。線路自体が充分に堅牢なので、三箇所を釘で固定するだけでも、必要な強度は容易に得ることが出来ます。釘自体も、普通に市販されている平頭釘を使って、固定出来たら頭部を濃い茶色にでも塗ってやれば目立つことも無いと思います。
6112:100mm解放ランプ付き直線
Jan 24, 2009.

フライシュマン(Fleischamann)製の端数(はすう)直線で100mm長、電動アンカプラー(解放ランプ)付きです。基本となる6101のような200mm直線の半分の寸法です。アンカプラー(解放ランプ)自体はベーカー型連結器用ですが、解放板?が押し上がって来る構造なのでベーカー型連結器以外でも使用できる場合があい、NEM方式?のループ・フック連結器でも、ほぼ問題なく使用できますし、マジックトレインのようなアーノルト型連結器にも使用できます。なお、「電動アンカプラー(解放ランプ)」とは言っても電磁石が入っているだけですから、レバーを操作して手動で解放することも当然可能です。
6120:R356.5曲線/6125:R420曲線
July 1, 2026.

フライシュマン(Fleischamann)製の曲線レールで、6120の方がR1曲線(半径356.5mm)、6125の方がR2曲線(半径420mm)で,どちらも10本組です。10本組では90°曲がりを組む際に少々不便なのですが、それぞれに半分の長さの端数(はすう)曲線があるので実際には支障はありません。要するに「半分の長さの端数(はすう)曲線」とは、20本組と言うことですが。品番は、6120の半分のモノが6122、6125の半分のモノが6127です。これより半径の大きい線路は販売されていますが、種類が限られるので必要に応じて道床付きフレキシブルレールを使って対応することとなります。
このR1曲線(半径356.5mm)は、普通に市販されている直流二線式用の完成レールとしては、世界的に見て最急の曲線だと思われます。KATOも最近になって半径370mmの曲線を発売しましたし、メルクリンならば以前から半径360mmのモノを販売しています。こんな急カーブでは当然乍ら走ることが出来る車輛に制限を受けますが、私が試した限りでは16番ゲージ(≒HOゲージ)の20m級ボギー車であっても単行ならばなんとか通過できます。連結器を台車マウントにしてあれば相当な大型車でも通行可能です。要は主要各国の本線級大型車であってもどうにか通行出来る最低限度の半径がこの辺りの寸法、と言う事です。

フライシュマン(Fleischamann)製の曲線レール6120(R1曲線・半径356.5mm)と、6125(R2曲線・半径420mm)の裏面です。品番、半径、このレールの角度、、、とまぁ、随分几帳面に記載されています。
6140/6141:ターンアウト二種
July 1, 2026.
フライシュマン(Fleischamann)製のターンアウトは手動と電動の二種類がありまして、更にそれぞれに右分岐・左分岐があります。その上更に単品販売と二個セット販売があるので実はかなり判り難いです。恐らくはドイツ的な几帳面さを実践したら、結果的にかなり判り難くなってしまったと言う事ではないかと思います。

フライシュマン(Fleischamann)製の18度分岐の手動ターンアウトで、分岐側の曲線半径は647mmです。6140が手動ターンアウトの二個セット、6141が電動ターンアウトの二個セットです。単品としての品番は次のようになります。
- 6140・手動ターンアウトの左右二個セット
- 6170・手動ターンアウト(左)の単品
- 6171・手動ターンアウト(右)の単品
- 6141・電動ターンアウトの左右二個セット
- 6172・電動ターンアウト(左)の単品
- 6173・電動ターンアウト(右)の単品
直線部分の長さは200mm直線(品番6101)と同じ長さです。同じ分岐方向のターンアウト同士を突き合わせてシングルクロスを組んだ場合の複線間隔は63.5mmとなり、これが基本寸法の一つです。序でに書くと、R1曲線(半径356.5mm)とR2曲線(半径420mm)を使って複線エンドレスを作れば、当然ではありますが複線間隔は63.5mmとなります。ターンアウト以外にもダブルスリップ(品番6165)や三枝分岐などが製品化されており、これらのポイント類の分岐角度はいずれも18度で共通です。
6160:36度クロス
Jan 24, 2009.

フライシュマン(Fleischamann)製の36度クロスで、長さは105mmです。基本直線である6101のような200mm直線があるのになんで105mm長なのか?と言うと、、、巧く説明できませんが、100mm長の直線を15度ずつ傾けた場合の長さは100mmに相当する、と言うことなんだと思います。この程度の下手な説明しかできないのですから、やはり私は営業職とか数学者とかには向きませんな。端数(はすう)直線にも当然乍ら100mm長のもの(品番6103)と105mm長のもの(品番6102)が揃えられています。
6165:18度クロスのダブルスリップ200mm長
Jan 24, 2009.

フライシュマン(Fleischamann)製のダブルスリップは電動のモノと手動のモノがあって、それぞれに右襷(たすき)掛けのものと左襷(たすき)掛けのものの二種類があります。上の写真の6165は手動で、右襷掛けのものです。交差角度が18度ですから、角度自体は6140/6141のターンアウトと同様です。従って、タスキを繋いでいる曲線の半径は、これらのターンアウトと同様に半径647mmと考えて宜しいでしょう。
「右襷掛け」のものと「左襷掛け」のものがどう違うのかと言うと、本来の線路の方は6101のような200mm直線ですが、襷になっている線路の方は斜めになっている分だけ長くて210mmになっていると言う事です。この辺りの数字上の理屈?は6160(36度クロス)と同じ理屈に拠るものです。
フライシュマン製線路の各部
Jan 24, 2009.

分岐角度が18度のターンアウト(6140/6141)のフログ部分です。走行用レールとガードレールの金属部分が見えますが、これは通電補助用です。要するに、緩い角度で交差するフログでは無電区間が長くなるので、二軸単車のように集電軸数が少ない車輛ではフランジの先端が「走行用レールとガードレールの金属部分」に接触するので無電区間が実質的に短くて済む、と言うものです。当然乍ら極端にスケール志向でフランジが低い車輛では効果がありませんし、36度クロス(品番6160)のように無電区間が短いものではこの種の対策はしてありません。

フライシュマン(Fleischamann)製のプロフィトラックの道床の端っこの部分と、スパイク周辺です。如何にもバラストがポロポロ落ちてきそうな雰囲気の仕上がりですが、あくまでも雰囲気良く作ってあるだけで、実際に道床のバラストが剥がれて落ちるようなことはなく充分に堅牢な仕上がりです。少なくとも、バラスト部分が欠落したような記憶は全くありません。スパイク周辺も、かなり古い金型を使っている筈なんですが、細かい処まで良くできていると思います。スパイク周辺に関しては旧・ドイツ連邦鉄道で使われていたものをきちんと模型化しているんだそうです(そのようなことが誇らしげにカタログに書いてありました)。この道床と同じ色に調色してある「バラストのみ」も販売しています。

フライシュマン(Fleischamann)製のプロフィトラックのジョイナーです。フライシュマンのこの製品は、レールジョイナーのみにロック機構を持たせておいて、道床の方はロック機構云々とは全く無関係な構造です。「ロック機構」とは言ってもごく簡単なもので、レールとレールジョイナーの内側に突起と切り欠きが出ていて、お互いに引っ掛かってロックすると言うものです。「なんだ、それだけかよ?」と言いたくなる処ですがこれが予想外に確実です。たったこれだけのもので運転中に緩んだり、線路が外れたりと言った事故が起きた記憶は皆無ですので、やはり工作精度は相当に高いんでしょうねぇ。脱帽ものです。

フライシュマン(Fleischamann)製のプロフィトラックのレールの断面です、普通の平底レールですが、上下方向から見ると三角形の頭部を切り落とした台形のような形状になっています。恐らくは、レールジョイナーへの嵌め易さを意識しての事なんだと思います。
