JR東海(東海旅客鉄道)キハ11
JR東海(東海旅客鉄道)キハ11は閑散線区でワンマン運転することが前提の気動車です。取り敢えず0番台しか撮影していないので、以下の記述は0番台限定的ですが、、、1988年(昭和63年)に10輛製造された18m車体の新潟鐵工所製気動車で、エンジンはJR東海の車輛らしく小松カミンズ製のDMF14HZAと言う330馬力のエンジンを搭載しています。流石に軽快、快速で、かなり勾配のきつい区間でもビュンビュン加速して行きます。車内は車体中央付近にのみボックスシートが集中したセミクロスシートです。
上の写真の車輛は東海旅客鉄道キハ11-5。2009年(平成21年)11月、JR紀勢本線亀山(かめやま：三重県亀山市)駅にて撮影。この車輛は暖地向きの0番台車なので、洗面所の設備はありません。
上の写真の車輛は東海交通事業キハ11-202他2連。2017年(平成29年)1月、ひたちなか海浜鉄道湊線那珂湊(なかみなと：茨城県ひたちなか市)駅にて撮影。こちらはJR東海の車輛では無くて、関連会社である東海交通事業の車輛で、同じキハ11ですが200番代を名乗ります。上の写真の車輛は茨城県に在るひたちなか海浜鉄道に5輛纏めて売却された内の、部品取り用として留置されている車輛です。実態としてはJR東海の車輛の色違い的な存在です。