近江鉄道LE10
June 24, 2006.
近江鉄道LE10は閑散区間用の車輛として製造された富士重工製の2軸レールバスで、近江鉄道としては初の冷房車、初のワンマン運転対応車です。製造は1986年(昭和61年)の導入ですが、何分にも12m車ですから路面電車並みの車体でしかないわけで、閑散区間用としても余りにも輸送力が小さかったなどの原因により、1991年(平成3年)から始まるモハ220型の増備と引き換えに運用が減り、現在では全くの予備車となっています。
上の写真の車輛は近江鉄道LE10型。2006年(平成18年)6月、近江鉄道彦根(ひこね：滋賀県彦根市)駅にて撮影。
