四国旅客鉄道121系
June 1, 2016.
JR四国(四国旅客鉄道)121系は、国鉄時代の1987年(昭和62年)に19編成(38輛)が製造された近郊区間用のセミクロスシートの電車です。211系を狭幅ステンレス車体化したような車輛で、全車が四国向けに製造され、そのままJR四国に引き継がれています。車種構成はごく簡単で、高松向きのクモハ121と、伊予市・琴平向きのクハ120からなります。正面の感じは製造時期の近い207系とそっくりですし、同時期の国鉄電車を寄せ集めて平均化したような外観です。
更新改造が計画されており、7000系と併結できるように仕様変更されるようで、それに併せて型式番号も7200型(クモハ121からの更新改造)と7300型(クハ120からの更新改造)とし、制御機器のVVVF化やら何やら、かなり大幅な更新改造が行われる模様です。改造が終わると7200系になると言うことなんでしょうか？。7000系と連結出来るのですから、6000系とも連結出来ると言うことのようです。
車番自体は121系時代を継承するようです。要するにクモハ121-1は更新後は7201となり、クハ120-19は更新後は7319となるようです。最終的には全部の車輛が7200系化されて、その時点で121系と言う名称は消滅するようです。
クハ120
May 13, 2011.
JR四国(四国旅客鉄道)クハ120型は、伊予市・琴平向きの制御付随車です。台車は101系の廃車発生品であるDT21です。
上の写真の車輛は四国旅客鉄道クハ120-014。2011年(平成23年)3月、JR予讃線高松(たかまつ：香川県高松市)駅にて撮影。
上の写真の車輛は四国旅客鉄道クハ120-019他2連。2009年(平成21年)3月、JR予讃線新居浜(にいはま：愛媛県新居浜市)駅にて撮影。
クモハ121
May 13, 2011.
JR四国(四国旅客鉄道)クモハ121型は高松向きの制御電動車です。パンタグラフは連結面寄りに菱形のものが1基取り付けられています。台車は103系と同じDT33です。
上の写真の車輛は四国旅客鉄道クモハ121-014。2011年(平成23年)3月、JR予讃線高松(たかまつ：香川県高松市)駅にて撮影。