伊予鉄道モハ2000型
伊予鉄道モハ2000型は京都市電からの譲受車で、元の型番も2000型です。モハ50型が設計の際に京都市電の意匠を参考にしたと言うだけの事はあって外観は良く似ており、番号は大幅に飛ばしてありますが、一緒に並んでも違和感はありません。モハ50型は最大で30輛を越えていたために、単純に後継(後続？)車を100型とかにしてしまうと鉄道線の車輛と車番が重複してしまうので、用心して十二分？に飛ばして2000型にしてあるようです。広い目の幕板がちょっと落ち着いた感じを醸し出していて、中々雰囲気の良い車輛です。
当初は連結運転できるようにトムリンソン式密着連結器を装備していたようですが、伊予鉄道では連結運転はしていないために連結器を装備していません(市内線の車輛で連結運転しているのは坊ちゃん列車のみです)。1963年(昭和38年)と1964年(昭和39年)に全部で6輛作られた内の、保存用に京都に残留した1輛を除く5輛が松山入りしています。
モハ2002
Apr 18, 2009.
上の写真の車輛は伊予鉄道モハ2002。2009年(平成21年)3月、伊予鉄道西堀端(にしほりばた：愛媛県松山市)電停にて撮影。
モハ2003
Apr 18, 2009.
上の写真の車輛は伊予鉄道モハ2003。2009年(平成21年)3月、伊予鉄道松山市(まつやまし：愛媛県松山市)駅にて撮影。
モハ2004
Apr 18, 2009.
上の写真の車輛は伊予鉄道モハ2004。2009年(平成21年)3月、伊予鉄道西堀端(にしほりばた：愛媛県松山市)電停付近にて撮影。
モハ2005
Apr 18, 2009.
上の写真の車輛は伊予鉄道モハ2005。2009年(平成21年)3月、伊予鉄道南堀端(みなみほりばた：愛媛県松山市)電停にて撮影。
モハ2006
Apr 18, 2009.
上の写真の車輛は伊予鉄道モハ2006。2009年(平成21年)3月、伊予鉄道松山市内線JR松山駅前(まつやまえきまえ：愛媛県松山市)電停にて撮影。