津軽鉄道タム500
Oct 29, 2010.
津軽鉄道タム500は元々は日本石油所有の私有貨車で、タム500型のタム2848だった車輛です。五能線の貨物列車が廃止された際に、津軽五所川原駅の裏側(と言うか、津軽鉄道の車庫が在る側)の道路が未整備でタンクローリーが乗り入れて来れないために自社線の燃料を自社所有のタンク車で運ぶために導入された車輛です。その為に、現役当時の運行区間はタンクローリーからの積み替えの出来る津軽飯詰(つがるいいづめ：青森県五所川原市)＝津軽五所川原(つがるごしょうがわら：青森県五所川原市)間に限られていたようです。
タム500自体は1931年(昭和6年)から700輛近くが製造されており、2軸タンク車としては恐らく最多輛数ではないかと思います。それならば「私がタム2848時代の写真を撮影していた」としたら凄いですが、生憎そんな都合の良い話はなくて、一番番号の近い車輛でもタム2842止まりの6番違いです。
上の写真の車輛は津軽鉄道タム500型タム501。2010年(平成22年)8月、津軽鉄道津軽五所川原(つがるごしょがわら：青森県五所川原市)駅にて撮影。
上の写真の車輛は津軽鉄道タム500型タム501。2010年(平成22年)8月、津軽鉄道津軽五所川原(つがるごしょがわら：青森県五所川原市)駅にて撮影。