JR北海道781系
July 6, 2007.
JR北海道(北海道旅客鉄道)781系は、国鉄時代に特急用として導入された485系寒地向車が雪害のための故障が多過ぎて使い物にならなかったので急遽北海道専用の特急車を作った、と言う曰くのある車輛です。尤もこの話は殆ど都市伝説のようなものではないかと思います。日程的に間に合わないから取り敢えず485系は使い始めたけれど、予想通り？に不調だったと言うことのようですし、(国鉄の)直流電化区間の無い北海道向けに交直両用車を入れる理由はなにもありませんので、このことは明白ですね。
車種としてはクモハ781、クハ780、モハ781、サハ780の4型式があり、当初は3M3Tの6連です。後に増発のために4連化が行われ、現在の編成はクハ＋モハ＋サハ＋クモハとなります。この時に先頭車化改造された車輛はクハ780とクモハ781の、それぞれの100番台車となっています。室蘭本線走行時にクハ780が室蘭方を向きます。室蘭向きのクモハ781、と言った車輛はありません。1M1T方式で、クモハ＋サハ、モハ＋クハのユニットを組みます。クモハ、モハにはパンタグラフが無く、相方となるサハなりクハなりのユニット中間寄りにパンタグラフが設置されています。
上の写真の車輛は北海道旅客鉄道クモハ781-103。2007年(平成19年)6月、JR北海道室蘭本苫小牧(とまこまい：北海道苫小牧市)駅にて撮影。
上の写真の車輛は北海道旅客鉄道クハ780-103。2007年(平成19年)6月、JR北海道室蘭本線苫小牧(とまこまい：北海道苫小牧市)駅にて撮影。
上の写真の車輛は北海道旅客鉄道モハ781-7。2007年(平成19年)6月、JR北海道室蘭本線苫小牧(とまこまい：北海道苫小牧市)駅にて撮影。
上の写真の車輛は北海道旅客鉄道サハ780-7。2007年(平成19年)6月、JR北海道室蘭本苫小牧(とまこまい：北海道苫小牧市)駅にて撮影。