えちごトキめき鉄道ET122
Oct 1, 2016.
えちごトキめき鉄道ET122は開業に際し、JR西日本のキハ122と同様の両運転台の気動車を新造して使用しているものです。一般車的な外観のET122の0番代が8輛あり、通常の列車はこちらの車輛で運転されています。この車輛は両運転台です。
この他にレストラン列車的な外観のET122の1000番代が2輛あります。こちらは同じET122型であっても外観は大幅に違っており、0番代とは異なり片運転台車の背中合わせで運転されていて、こちらは総数2輛のみです。
えちごトキめき鉄道ET122の0番代
Oct 1, 2016.
えちごトキめき鉄道ET122の0番代はいわゆる普通列車用と言うか、両運転台のローカル線用気動車です。ひな型となったJR西日本のキハ122には同系列で片運転台のキハ127と言う車輛もありますが、えちごトキめき鉄道には両運転台のET122しかありません。
2015年(平成27年)の開業に際して新潟トランシスで製造されており1号車から6号車までの6輛は一般車で、車内は転換クロスシートを使用したセミクロスシートです。7号車と8号車の2輛はイベント車で、車内はボックスシートを使用した純粋なクロスシート車です。
エンジンはコマツ製のSA6D140HE-2エンジンを1基搭載しており、出力は450馬力です。このエンジン、JR東日本が「DMF15HZ」と命名しているエンジンそのもので、キハ120やキハ130系が使用しているものと同じです。
上の写真の車輛はえちごトキめき鉄道ET122-4。2016年(平成28年)7月、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン直江津(なおえつ：新潟県上越市)駅にて撮影。
上の写真の車輛はえちごトキめき鉄道ET122-5。2016年(平成28年)7月、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン直江津(なおえつ：新潟県上越市)駅にて撮影。
上の写真の車輛はえちごトキめき鉄道ET122-8。2016年(平成28年)7月、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン直江津(なおえつ：新潟県上越市)駅にて撮影。この車輛を含む2輛(7号車と8号車)はイベント車輛です。
えちごトキめき鉄道ET122の1000番代
Oct 1, 2016.
Oct 1, 2016.
えちごトキめき鉄道ET122の1000番代車は、「えちごトキめきリゾート 雪月花(せつげっか)」と言う名前で運転されているレストラン列車に使用されている車輛です。ET122・0番代とは異なり、片運転台車が背中合わせで使用されています。
運転区間は「日本海ひすいライン」の糸魚川から、「妙高はねうまライン」の上越高原までで、この列車のみがこの両線を直通運転で営業しています。1号車が展望車で、2号車が食堂車となっています。1号車であれば食事の予約はしなくても乗車出来るようです。
上の写真の車輛はえちごトキめき鉄道ET122-1001＋ET122-1002。2016年(平成28年)7月、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン直江津(なおえつ：新潟県上越市)駅にて撮影。
上の写真の車輛はえちごトキめき鉄道ET122-1002＋ET122-1001。2016年(平成28年)7月、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン直江津(なおえつ：新潟県上越市)駅にて撮影。
上の写真の車輛は、、、ロクな写真じゃなくて恐縮ですが、ET122の1000番代の屋根上です。手前がET122-1002、奥がET122-1001。2016年(平成28年)7月、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン直江津(なおえつ：新潟県上越市)駅にて撮影。
