KATO／カトー(関水金属)
Apr 1, 2020.
「カトー(Kato)」とは、関水金属(せきすい・きんぞく)のブランド名です。元来この会社は創業時より加藤さんと言う方がオーナー社長で、実際に加藤金属と名乗っていたこともあったようですが、社屋の所在地が東京都文京区関口水道町だったことから「関水金属彫工舎」と名乗ったのが切っ掛けだったようです。実際にNゲージの最初期に販売された車輛などは、関水金属名義で販売されています。
「カトー」は日本語式に発音すれば普通に「かとう」ですが、英語圏の人に向かって話をする際には「ケイトウ」とでも言うように発音しなければ「Kato」と正しく認識してくれないようです。
製品の品質と言う点では非常に水準が高く、日本国内のメーカーとの比較ではトップクラスだと考えても宜しいでしょう。世界的に見ると、フライシュマンには微妙に水を開けられているような気がしないでもありません。この会社の製品の欠点は完成品なのにユーザーが自分で取り付けなければならないパーツが異様に多い事で、殆ど「塗装済みキット」のような状態でありながら「完成品」と嘘をついて販売している事に尽きます。明らかに顧客を騙して売り付けることを前提としているような印象があるので、私は気に入らないので(カトー製の車輛は)すべて処分してしまいました。こう言うイカサマさえしなければ、それ程悪いメーカーでは無いのですが、、、。